Chin's Field

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野球:ジャックとシゲオ

 ご無沙汰しております。
 いやもう、この筆不精、何とかしないといけませんよね。

 今週は3連休ともあって、巷ではスポーツ目白押し。
 しかし今週のスポーツでもっとも喜ばれたのは、全英オープンではないでしょうか。

 毎年、オジサンゴルファーが眠い目をこすりながらも必ず見るメジャー4大大会ですが、その中でもマスターズと全英オープンはまさに別格
 しかし今年は3連休と重なったため、オジサンたちは眠気を気にせずゴルフに熱中することができました。

 セントアンドリュース・オールドコースで行われたこの大会、一人の偉大なゴルファーが第一線から身を引くことになりました。

 彼の名はジャック・ニクラウス。
 彼に匹敵するアメリカのプロスポーツ選手は、野球ならベーブ・ルースやルー・ゲーリッグ、バスケならマイケル・ジョーダン、競馬ならセクレタリアトといったところでしょうか?

 とにかく比類なきプロゴルフ界のカリスマ。
 彼と同じ組で回ったことのある日本人プロゴルファーは、感動で手が震えてショットが打てなかったとまで言っていました。

 しかし「帝王」と呼ばれたジャックも寄る年波には勝てず、ついにすべての4大大会から身を引くことになったわけです。

 僕は父親がコルフ狂ですから、その影響を受けて子供のころからゴルフ番組、特に4大メジャーを見ることが多く、特に86年の伝説的なマスターズ優勝には芯から感動で震えたこともよく覚えています。

 そんなジャックの引退ですから、ファンは惜しみない拍手ですべてのホールで出迎え、しかも予選落ちの決まった二日目の最終ホール、しっかりとバーディーで閉めるあたりが役者の違い。
 こんなカッコイイプロスポーツ選手は、なかなか出てくるもんじゃありません。日本あたりだと、とにかく延命措置を施して、偉大な選手をいつまでも現場に留めようとするかもしれません。

 しかしことゴルフに限っては、アメリカはそんなことをする必要がまったくありません。
 理由は、ご存知タイガー・ウッズがいるからです。

 世代交代を象徴するかのようにこの大会、ウッズは圧倒的なポテンシャルを発揮して難コースを攻略。楽々とダブル・グランドスラムを達成してしまいました。


 アメリカに限らず、世界のプロスポーツは、こういった世代交代に慣れている様子で、必ず時代のスーパースターが誕生します。

 メジャーリーグであれば、バリー・ボンズの後を担うような若手のスーパースターが何人も登場しますし、サッカーもテニスもそうですが、とにかく日本のように長嶋茂雄にいつまでも頼る様なことがなく、すんなりと世代交代して、逆に引退した選手たちの尊厳を損なわないようなところがあります。


 僕は野球がとにかく好きなので、なんだかんだと文句を言っても、テレビで野球をやっていれば、自然とチャンネルを合わせてしまう人間です。
 けれども、かつて心躍るほど楽しみにしていたあの高揚感は、今のプロ野球にはありません。
 自分がオヤジになったからかな、とも思わなくもないですが、かつてドワイト・グッデンに心酔したMLBでも、今はヒューストンのロイ・オズワルトの豪快かつ繊細なピッチングに酔いしれており、年齢はそんなに関係ないなと今は結論付けています。

 とにかく日本にはスーパースターがいないのです。
 僕の中では松井秀喜がヤンキースに行ってしまって以来、心躍る選手がいなくなってしまいました。
 今は何とかイ・スンヨプ選手のおかげで何とかモチベーションが保ててますが、今のプロ野球を見て、華やかなサッカー日本代表と比較し、子供たちに野球を選んでもらえると思うほど楽観的ではありません。


 結局のところ何度も書いてますが、日本のプロ野球は過去の遺産にしがみつきすぎるんでしょう。
 だから巨人至上主義なんてものが蔓延るのだし、困ったときの巨人頼みを脱却できないのでしょう。

 しかしその巨人ですら人材育成には完全に失敗し、松井秀喜の流出で更に世代交代は「後退」してしまいました。

 アメリカはジャック・ニクラウス級の穴ですら即座に埋められる準備をしている。
 だからジャックは引退した後、好きなことをして暮らしていけるわけです。

 長嶋茂雄は脳梗塞で麻痺が残ってもなお公の立場を求められ、しかし球界再編などという大きな問題は、本人にはまったく責任がなのに、それだけの役割を自然と求められてしまうわけです。

 ここにきて巨人の政権交代が囁かれているようですが、この時期にこのゲーム差でそんな話が表に出てしまう時点で、巨人は結局、自分のことで手一杯な、世代交代も改革もやる力など更々ない組織なんだな、と強く感じてしまいます。

 とにかく、今のプロ野球は人材が乏しすぎる。
 現場で使い物にならなかった親会社のお流れ役員しかいないような組織ではなく、長嶋茂雄の穴を真剣に埋めるだけの戦略を持った人たちで構成しない限り、日本からはプロ野球がなくなる可能性も、否定できないかもしれません。

 全英オープンを見ながら、そんなことを考えてしまいました。
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  1. 2005/07/18(月) 21:31:11|
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  4. コメント:2
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コメント

こんにちは

こんにちは。いつもありがとうございます。
長嶋氏が巨人監督を解任された時代にはプロ野球もまだ次を育てようとしていたと思いますが、復帰した頃からそれをあきらめかけた気がしますね。
今では関係ないオリンピックまで長嶋監督に頼らないといけない現状。昔よりもおそらく現役時代よりも神格化されてしまう現状に独裁国のような危なさを感じてしまいます。
長嶋氏を完全に引退させることができて初めてプロ野球改革はスタートするのではないかとさえ思えるほどですね。
またよろしくお願いします。
  1. 2005/07/20(水) 08:41:24 |
  2. URL |
  3. SEABLOG #L8Z52uj2
  4. [ 編集]

まったくの同感です

こんばんわ、SEABLOGさん。
いつもお世話になっております。

まったくの同感で、長嶋さんが元気なうちに、彼に頼る必要のない球界を構築できなかったのが非常に残念です。

今の長嶋さんは偶像化しすぎて、彼の持ち味がまったく発揮されていない気がします。

長嶋さんですら平気で使い捨てしようとする今の球界首脳陣には、強い憤りを感じますね。

ビル・ゲイツ級の金持ちになって、球界ごと買い取ってやる!

と、いつも夢想しているChinでした。

今後ともよろしくお願いいたします。
  1. 2005/07/21(木) 00:13:28 |
  2. URL |
  3. Chin #hkvres8I
  4. [ 編集]

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