Chin's Field

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

競馬:長距離戦の厳しい行き先

 先日の天皇賞・春は、ひょっとしたらエポックメイキングなレースとして語り継がれるかもしれません。
 というのも、多くの人が「長距離戦は格」と信じていたのに、それが全く通用しない結果に終わったからです。
 勝った馬をあれこれ言うのは主義に反するんですが、どんなに贔屓目に見ても、スズカマンボはそれまでG3の馬。
 素質はある程度期待されていたし、ダービー5着、菊花賞6着は決して恥ずかしくない成績で、決して軽視されるような馬ではないことは充分承知しています。

 しかし、菊花賞馬2頭は故障明けとはいえ全く見せ場なく終わり、南半球の女傑は不完全燃焼で帰国。
 日本の女傑は全く折り合いを欠いてレースどころではなく、屈腱炎から復活した古豪もかつての切れ味はなく。

 こうしてみれば「格」を持った馬達はそれぞれスネに傷を持つ状態で万全には程遠く、中長距離戦で最も期待できるゼンノロブロイ、タップダンスシチーは登録すらありませんでした。

 日本はこれまでクラシックディスタンスを非常に重宝し、特に天皇賞は古馬の最大目標だったはずなのに、今ではハンデ重賞となんら変わらないメンバー構成で、いくらファンが長距離戦を愛していても、コンテンツとして面白みに欠ける番組が相手にされるはずもなく、売り上げもイマイチ、盛り上がりもイマイチのまま、GWは過ぎていきました。

 タレント不足については、よくよく考えてみれば短距離の部門も、中長距離に比べればまだマシにしろ、6歳馬デュランダルを筆頭に、アドマイヤマックス、テレグノシスなど、ベテランに頼らざるを得ない状況には変わりありません。

 世界の趨勢が1600?2000メートル前後の中距離に流れていても、みんなが楽しみに出来るメンバーで楽しい番組を提供できるなら、長距離G1の価値はまだまだあるわけですが、今回の天皇賞をいったいどれだけの人が楽しめたのか、ちょっと疑問です。
 これがたとえ僕の本命ヒシミラクルが来ていたとしても、「故障明けが活躍できる舞台」といわれて、やはり一枚落ちの感が否めなかったでしょう。

 天皇賞だけのタイトルを胸に引退した種牡馬の行く先もまた、あまり明るいものではありません。
 あれだけ強かったメジロブライトも、大して肌馬を集めることなく死亡してしまい、ヒシミラクルや(まだ現役ですが)イングランディーレに果たしてどれだけの将来性があるのか、懐疑的な面が多分にあります。

 番組としても能力検定としても疑問符のつき始めた長距離G1に、武豊ジョッキーすら悲観的なコメントをHPに載せる始末。

 番組の一つとして長距離戦を全廃する必要などは無いでしょうが、しかし格が成り立たなくなったG1をいつまでもそのまま放置しておいても、金がかかるだけで大した効果は期待できません。

 ハンデG1など、海外によくある手法で他のG1との差別化を考えない限り、興行としての長距離G1はかなり難しい状況なんじゃないでしょうか。
 僕は菊花賞も天皇賞春も大好きです。
 しかし、かつてライスシャワーやメジロマックイーンが守っていた「格」が現役世代で守れないのであれば、寂しいですが撤退することも必要なのではないでしょうか。

 ガッカリするG1は不要なのです。
スポンサーサイト
  1. 2005/05/12(木) 22:50:44|
  2. 競馬|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
<<野球:日本の野球は盟主とともに沈没するのか | ホーム | 競馬:G? NHKマイルC 感想>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://chinsfield.blog8.fc2.com/tb.php/15-20421e85

Chin

03 | 2017/04 | 05
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Archives

Category

Links

Search

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。