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野球:野球だけでは物足りない?

 野球人気の低迷が叫ばれていますが、そもそもなぜ野球の人気は下がり始めたのでしょうか。

 野球そのものの質自体は昔と変わらず、むしろ上がっていると思います。
 この間の巨人・阪神戦での上原投手のピッチングは圧巻の一言でした。
 特に8回、シーツ選手から見逃し三振を奪った速球のキレは、みていて背筋が寒くなるほどの迫力をテレビからも充分伺えました。

「上原、いいボール放るなぁ!」

 あれならメジャーリーグに行っても大丈夫。久しぶりに見た見事な速球でした。

 また、日本ハム・小笠原選手が恐ろしいペースでホームランを量産すれば、まけじとソフトバンク・スレータ選手が豪快なアーチを広い福岡ドームに描いています。
 かと思えば千葉ロッテ・渡辺投手の見事なサブマリンが冴え、中日・山井投手のスライダーはメジャー級の切れ味です。

 メジャーリーグが一般化して、影響を受けたのは我々ファンだけではないようです。積極的な走塁や強気のピッチング、ファンサービスなどもその影響があるでしょう。

 コンテンツとしてのプロ野球は確実に進歩しています。


 なのになぜ視聴率は落ち、観客動員数は減り続けているのか。

 レジャーの多様化といってしまえば簡単ですが、僕はプロ野球の延長に何のビジョンもない事が原因である気がしています。

 サッカーはどうでしょうか。
 Jリーグは決して世界の頂点ではなく、しかしそれほどレベルの低いリーグでもありません。
 そしてなによりJリーグの延長には日本代表戦やワールドカップが遠望できます。

 ナショナリズムとのコラボは強いですよ。だって、Jリーグのチームの選手を応援して、もしその人が日本代表になったりワールドカップで得点したとしたら、ファンの優越感は最高潮に達すると思いませんか?

 サッカーは世界最大のワールドカップとコラボレーションできるという、最大級のバリューがあります。
 Jリーグはそれを見事に生かしている。
 だからあれだけ試合が盛り上がってるわけです。


 他のアマチュア中心のスポーツにしても、延長にはオリンピックがあるため、サッカーと同じような効果を期待できます。
 谷亮子選手や北島康介選手くらいの選手になれば、スポーツを超えた特別なバリューを発揮できるでしょう。


 対して、野球はどうでしょうか。
 残念ながら参加国の少ないオリンピックでは、他の競技のような盛り上がりがなかなか期待できません。
 オリンピックはアマチュアの大会であり、しかしチームはプロの集団なのだから、勝って当たり前だというファン心理もあります。

 そして何よりファンは、オリンピックが野球の最高の舞台でないことを知っています。
 世界最強のチームが出てこないこともよく知っています。

 あらゆるプロスポーツの中でサッカーと並んで旧い歴史を持つプロ野球の中でも最もハイレベルの超人たちが集うメジャーリーグという舞台が、日本のプロ野球が単独で特別なバリューを勝ち取ることを阻害してしまっています。

 格の面で優劣を比較した場合、どんなに声高に叫んでみても、日本の野球よりメジャーの方が上であることは誰の目にも明らかです。
 また、ショービジネスが一つのビジネス分野として確立されているアメリカの中では、メジャーリーグですらコンテンツの一つでしかなく、表現力、集客力、集金力のどれを取ってみても、素人や野球音痴がフロントにいる日本プロ野球とは比較になりません。

 しかも、昔はナイター照明だけでお客が呼べた時代から、ONを経て巨人一党独裁になり、それが崩れて現在に至りました。

 昔は野球しかなかったが、今は違う。コミッショナーをはじめ、プロ野球の首脳陣はそれに気付いていない節があります。


 首脳陣批判はさておき、ではどうすればよいのか、という案ですが、野球一本でやっていくのはもう無理なんじゃないですか?

 僕にとっても野球は大事なスポーツですが、他に大事なものがたくさんあります。
 他に見たいもの、やりたいことがたくさんあるのに、プロ野球の都合に合わせてお金を払ったりはしないでしょう?

 たとえば、舞浜に球場を作るのはどうでしょうか。
 名付けて、「ディズニーパーク」もしくは「ミッキースタジアム」
 つまりディズニーランドとのコラボレーションです。

 あるいは浦和に新球場を作るのはどうでしょう。
 埼玉スタジアム・ボールパーク。浦和レッズとのコラボレーションです。

 新潟は? 新潟にはサッカーと競馬場と新しく出来るプロバスケットボールがあります。
 これをひとまとめにしてしまうのはどうでしょう。


 妄想の域を出ませんが、今のプロ野球がおかれている「野球というエンターテインメント分野の頂点」から、一個下がった立場にしてみてはどうだろうか、という提案です。
 あくまでコラボレーションですから、例えばディズニーランドや浦和レッズの参加になれ、といっているわけではありません。
 お互いの持っているものを集客面で共有したらどうか、と提案しているつもりです。
 勿論、オリエンタルランドが野球チームを持っても一向に構わないわけですが。


 野球はこれまでずっとお山の大将だったため、自分の今の立場を把握できないし、しようともしていません。
 しかしショービジネスやエンターテインメントビジネスがまだまだ未成熟な日本においては、多様化したユーザのニーズのなかで期待する収益を得ることは難しくなってきています。

 だったら他の選択肢と結びつきを強くし、お互いのバリューを補完しあって相乗効果を期待したほうが、今後のプロ野球人気も支えられるのではないかと思ったわけです。


 既にプロ野球は単独では立ち行かない状態にある。
 まずそこから見つめなおさないと、本当にプロ野球は日本から消えてなくなってしまうんじゃないでしょうか。

 そんなことになったら、ナイター中継は高校野球が行なわれるようになるかも?
 それはさすがにイヤだなあ。
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  1. 2005/04/23(土) 23:32:33|
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